給与計算代行アウトソーシング

給与計算代行 アウトソーシング 人事労務コンサルティング 採用支援の株式会社パーソネル・フューチャー

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労務座談会の一部です。


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 インタビュアー
山田社長

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最近何か大変だったことはございましたか?
そうですねぇ。
助成金のお話をいたしましょう。
中小企業緊急雇用安定助成金ってご存知ですか?

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はい。事業活動の縮小期に、雇用維持を行う方法として、雇用する労働者を対象に休業等を実施した事業主の方に対して、休業手当等に係る賃金負担額相当の一部を助成する制度ですよね。
そうです。 休業等の雇用維持要件に合致していたので、助成率の上乗せの申告書を提出したのですが、助成金事務センターから「雇用保険の特定受給資格者がいます。」とのことで上乗せできない旨、電話がありました。
担当者の方に、「そんなはずはありません。対象者はどなたですか。」と尋ねても、「個人情報なので教えることはできません。」ということでした。
そこで、公共職業安定所へ出向き、概要を伝え調べてもらいました。
詳しくは調べてもらえませんでしたが、「対象者がいない。」ということでした。

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どういうことですか?
初は私にも理解できませんでした。
助成金事務センターのデータでは特定受給資格者が存在し、公共職業安定所適用課のデータでは存在しない訳ですから。
何度か質問をした中で最後に、「適用課では自己都合で処理されたものが、給付課で特定受給資格者として処理されることはございますか。そこを調べてみて下さい。」 という質問を致しました。

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結果はどうだったんですか?
やはり、事業所所在地を管轄する公共職業安定所の適用課では自己都合で処理されたものが、離職した本人が求職者給付を受給するために住居地を管轄する公共職業安定所の給付課に出向き、そこで特定受給資格者として処理されていたんです。
そのことが、適用課に伝わっていなかったんです。
問題になり、今度は適用課と、給付課の課長さんとで電話での話し合いとなりました。
私は横で電話のやり取りを聞いていただけなんですけど。
後日調査の結果、給付課での特定受給資格者の処理に誤りがあったとの電話がございました。

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処理を間違えた理由をお伺いになりましたか?
もちろん伺いかったのですが、こちらの処理に誤りはなく上乗せの申告が受理されればよかったので、あえて原因追及はしませんでした。

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色々なご苦労があるのですね。普段では遭遇しない実務に沿ったお話しが聞けて、大変有意義でした。
次回もよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
こちらこそ、ありがとうございました。